救急救命講習

 

  

2014年5月2日   金曜日 

場所:ニライ消防本部北谷消防署

 

 

 chatannirai

 

「熱中症」、「足場からの転落・墜落」、「建設機械による事故」、「やけど・怪我」など建設現場で起こり得るいろいろな事に迅速に対処すべく救急救命講習会を開いてもらいました。 (もちろん本来は、事故などあってはならないのですが)

1時間半の講習の中で今回は、「心肺蘇生」、「AEDの使い方」、「建設現場における事故」について学んでいきます。

 

 

 

 paramedic1

 

『まず、倒れている人を見つけたら、

1、(周りの人に)助けを求める

2、119 と AED をお願いする

3、一人なら119番する  出来ればAEDを持って来る』

 

 paramedic2

 

 

『一次救命… 胸骨圧迫 → 人工呼吸 → AED     の順

胸骨圧迫は、

1、強く(少なくとも5cm、この人の身体の1/3を押す)

2、速く

3、絶え間なく

4、圧迫解除

 

位置は乳首と乳首の間 手の付け根で押す。

心臓マッサージは疲れるんですけど僕ら(救急車)が到着するまで頑張って押し続けて欲しい。毎年自分だけで10件~20件 心臓も呼吸も停止している現場に行くんですけど今まで胸骨圧迫をやっているのは2、3回しか見た事がない。 (日本人の悪い癖で)ある程度の知識は持ちながらもなかなか出来ない。

それと大切なのは、どこで押すかではなく身体の1/3まで押す事。僕らが実際現場で押す時は肋骨が折れます。折れるのが分かっていても押し続けます。今はこの人に酸素を送り続ける事が大事だからです。』

 

 paramedic3

 

”心肺蘇生”の講習が終わり質問TIME

 

質問① 「胸骨圧迫をする時 場所は?」

回答① 「ベッドが一番ダメ、逆に固い所がいい」

 

質問② 「昔は、動かすな と言われたが」

回答② 「首から落ちて意識がない とかだったら動かさない。 ただ出来るだけ安全な場所へ移して救命措置を行う事は大事」

 

質問③ 「心肺停止から何分以内に心臓マッサージを行えば助かりますか?」

回答③ 「脳に酸素を送るのが目的。 町内であれば僕らは、5、6分では現場に到着します。何もせずに5分経過したら救命率は半分になる。 1分で10% 救命率が下がります。 なので周りにいる人がやる事が重要になってくる」

 

 paramedic5

 

 

 

『次に AEDについて

 

よく映画とかドラマで心臓が止まった時に電気ショックを行うという場面があります。  あれは、間違いですね。 →実際は心臓が痙攣しているのを止めて本来の動きに戻すもの…。

パットを貼ったらAEDの装置が勝手に判断して電気ショックを与える。 

「痙攣を止める」 → (その後は)「心臓マッサージをする」

勘違いしている人がいてAEDが作動して電気ショックを与えたからこれで終わりと思っている人がいる。 そこで終わらないでその後に必ず心臓マッサージを行って下さい。』

 

 

 

 

この後、建設現場で起こる事故についても症例を上げながら対処法などを話してもらいましたが…。

  

 

 

学ぶ事の多い講習会でした。  

ハードな勤務体制にも関わらず快く講習会を開いてくれた救急隊員の橋本さま、北谷消防署の職員の皆さま、本当にありがとうございました。